ブロッコリー日記

髪がくるっくるの天パな僕のための僕による〇〇

口説き文句を決めてみたい。

残念ながら口説き文句なんて使ったことは一度もない。

そして使おうと思ったことも毛頭ない。だけど、ある本を読んで是非とも今後の人生のために口説き文句を考えたいこのどーしよーもないブログをお許しください。

 

久しぶりにエッセイ本を読もうと思って読んでみたんだけど、素直に面白くて、著者の夏生さえりさんの言葉選びがとっても素敵だった。

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これみたら分かるんだけど、女性目線なんだよね。

けれども、女性が描く理想の恋模様だからこそ男性には一見の価値があると思う。

 

さあ、本題に戻ろう

肝心の口説き文句だけど、

作中でさえりさんの考える口説き文句は 「君は他とはぜんぜんちがう」 だ。

 

んーーー、男の僕からみて「正直これ効果あるのか?ww」って最初は思った。

だけど読んでいくと、どうやら女の子は値段を聞いたら飛び上がるBARなんかよりも、

一流の自信家の男が言うセリフなんかよりも、そこそこの隠れ家的BARで、当たり前だけどどこか特別感のあるセリフを待っているらしい。

 

なるほど。

そうと分かればあとは己のセンスと向き合うだけだ。

 

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意中の彼女となんとか食事にまで漕ぎ着けた。が、あいにく外は雨。

渋谷駅で待ち合わせるがお互い傘は無い。

特段ディナーの予約など取っておらず、彼女にあってから決められる自信が俺にはある。

そう、渋谷は俺の庭なのだ。

俺はあえて少しだけ外に出て歩くお店を選ぶ。

そう、傘はないがハンカチは持っている。

よくある大衆居酒屋に入る。

そう、ここのモツ煮は絶品だ。

たわいもない話をし、会計を済まし最後に彼女にいう。

「君と食べるモツ煮は格別だね」と。

「渋谷にはモツ煮が美味しいところがたくさんあって今度別のお店に行こう。どうかな?」

「そんなにあるの〜」と疑う彼女にも動じない。

そう、渋谷は俺の庭なのだ。